2004年 11月 15日

モモ

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僕は犬が大好きで、「犬」に関するものには目がありません。
とくに犬について書かれた本を読むのが大好きなんです。
犬について書かれた本は、古今東西、それこそ星の数ほど出版されていて、決して読書家ではない僕の書棚にも数十冊はあります。カテゴライズしたら、恐らく犬の本が一番多いかもしれません^^;

そんな数多い犬の本の中で、なぜこの本を選んだのかというと、僕が唯一、立ち読みしながら泣いてしまった本だからです(笑)。

あれはもう何年前になるでしょうか、ふと立ち寄った本屋で僕は何気なくこの本を手にとって読み始めました。小さな絵本なので、さらさらっと一気に読める本です。

「この絵、あんまり好きなタイプの絵じゃないな~」
などと、最初は軽い気持ちでページをめくっていたのですが、読み進むにつれ、胸の奥から突き上げてくるような悲しさと切なさで、涙が溢れてくるのをどうしても抑えることが出来なくなってしまったのです。

こんなことは初めてだったので、自分でも戸惑ってしまい、内心パニックになってしまいました。でもこの本が欲しい。この本を買いたい。そう思うのですが、悲惨な泣き顔のままレジに行く勇気がどうしても持てません。とにかく顔を隠しながら外に出なければ。それだけで精一杯でした^^;
結局、本は後日あらためて買いに行きました(笑)。

客観的に観てみると、「大の男が・・・」と我ながら情けなくなってしまいますが、こんな経験はあとにもさきにもこれっきり。それだけに、その出会いとともに忘れられない特別な一冊になりました。

犬と一度でも一緒に暮らしたことのある方、そして愛犬を亡くしてしまった経験のある方が読めば、この本に描かれているモモと、そのモモに向けられる作者の眼差しが、非常にリアルだということに気づかれるはずです。

僕もこの本に出会う前に、愛犬を亡くした経験があるので余計に感情移入してしまったのかもしれません。
読みながら、我が愛犬のなんともいえない愛しい匂いや温もり、仕草までも思い出してしまうのです。
ときには自分の気分次第で、ちゃんとかまってやらなかったり、冷たくしたこともあったなぁということまで思い出させられるのです。チクリチクリと、胸が痛くなってしまいます。

この本は、そういう犬と自分との関係をあらためて見つめ直すことを強いられる本ですが、僕はそこが好きなのです。

主人公の女の子は、モモと一緒に成長します。
子犬のモモは、いつしか女の子より大きくなり、そして今度は女の子がモモよりも大きくなっていく。いつもいつも一緒にいるモモ。その存在はあまりにも身近すぎて、空気のようにさえなってしまいます。それゆえ、ときにはモモをぞんざいに扱ってしまう女の子。このあたりの描写がじつに見事です。

女の子はやがて少女になり、そして大人の女性へと成長します。
一方でモモは、どんどん年老いていく。そして。。。

犬は、我々人間と同じように生命を授かった生き物であるということ。
決して玩具でもぬいぐるみでもない。
だからこそ、その存在が愛しいのであり、一緒に過ごす時間が愛しいのだということ。
そんな当たり前のことを、いや、むしろ当たり前だからこそ、忘れそうになってしまう心に染みてくる。

『モモ』は、僕にとってそんな本でした。




犬を愛するすべての人に心からオススメします。


モモ―MY DEAR DOG


おーなり由子HP*Blanco




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# by tai_yo | 2004-11-15 00:24 | 書籍
2004年 11月 13日

クルリちゃん

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ワカメちゃん?
いや、和製 『地下鉄のザジ』 だ!

クル、クル、クレラップ~♪という軽快な歌とともに、
あらゆるものにラップをかけまくる「クルリちゃん」。
2004年度、最強のキャラです。

最近のお気に入りCMです^^

こちらでCMがご覧いただけます。


地下鉄のザジ【HDニューマスター版】 [DVD]


地下鉄のザジ (中公文庫)
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# by tai_yo | 2004-11-13 03:16 | CM
2004年 11月 11日

11月11日

昨日、韓国の友だちがくれたメールで知ったのですが、
韓国では11月11日は、“PEPERO DAY”といって、愛の告白をする日だそうですね。

“pepero”というのは韓国のお菓子で、日本でいうとPockyみたいな感じでしょうか。
1が四つ並ぶと、1111。
なるほど、Pocky、いや、peperoに見え・・・ますね^^;

pepero

まんま企業戦略やんっ、などと突っ込みたくなってしまいますが(笑)、
それはそれ、現地では結構ロマンチックに盛り上がるみたいです。
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# by tai_yo | 2004-11-11 02:45 | 雑記
2004年 11月 01日

おかあさんのばか

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ある日突然お母さんを亡くした、古田幸ちゃんという小学6年生の女の子が書いた詩。
その詩に感動した写真家の細江英公氏が撮った、幸ちゃんとその家族の日々。
それがこの「おかあさんのばか」という写真集です。

古田幸ちゃんの詩を英訳したものと、細江英公氏の写真で、
1965年に『Why,Mother,Why?』というタイトルで海外で出版されました。
じつはこれが、その日本語版なのです。
なぜか40年たって、ようやく日本でも出版されることになったそうです。

お母さんを失った悲しみを抱えながらも、日々、お母さんの代わりに家事をこなしていく幸ちゃん。
お父さんと中学生のお兄ちゃんを見つめる視線は、もうほとんど母親のようですらあります。
とはいっても、まだ幸ちゃんは小学6年生。
ときにはお母さんに甘えたい気持ちがどうしようもなく溢れてきます。
そんな幸ちゃんの気持ちが痛いほど突き刺さってくる詩と、細江氏の写真が僕の心を大きく揺さぶるのです。

これは手にとって読んでいただくしかないのですが、
感動の押し売りとか、お涙頂戴とか、
そんなものを微塵も感じさせない淡々とした詩と写真の数々に、
静かではあるけれど、大きな感動を覚えずにはいられませんでした。

幸ちゃんは現在、ご主人と二人の子供の4人で幸せに暮らしているそうです。
そんな現在の古田幸さんが、この本の最後にコメントを寄せているのですが、
それがまた感動的なのです。


僕もそうだったのですが、もしこの本のタイトルに強く魅かれたなら、
迷わず実際に手にとって読んでみてください。

「今」だからこそ、この本が出版される意味と価値があるのではないか。
僕は、そんな感想を持ちました。



おかあさんのばか―細江英公人間写真集


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# by tai_yo | 2004-11-01 00:21 | 書籍
2004年 10月 26日

ダンサーの純情

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グニョンちゃんの最新作『ダンサーの純情』、上海でポスター撮影が行われました。
それにしても、いい表情するなぁ。。。

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クランク・インは、11月5日。お楽しみの公開は、来年の4月~5月頃の予定。

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nkino翻訳記事
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# by tai_yo | 2004-10-26 02:12 | スジョン&グニョン