太陽の屋根裏部屋

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2004年 09月 01日

『春の日のクマは好きですか?』

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念願のシネマコリア初参加、大阪の第七藝術劇場で観てきました。
この作品は韓国盤DVDですでに鑑賞済みだったのですが、今回初めて日本語字幕付きのスクリーンで観て、なんて素敵な映画なんだろうと、あらためて感動してしまいました。
やっぱり映画はスクリーンで観てこそ映画!なんですね~当たり前ですけど。

これはロマンティック・コメディーの傑作です!

バックに流れる音楽も含めて、なんとなくフランス映画のようなテイストさえ感じさせます。
画集、図書館、愛の詩、遊園地などなど、モチーフとなるものがどことなくオシャレです。

『バグダッド・カフェ』や『春の日は過ぎゆく』を観た人にだけ楽しめるシーンがありますが、
ヒョンチェが、「うわっ、新車に傷つけてるわよ~ひどいわねぇ」と言うシーンで第七芸術劇場館内は大爆笑。これには僕もちょっぴり感動。さすが皆さん、韓国映画ネタには敏感ですなぁ、なんて(笑)。

それにしてもこの映画、ドゥナちゃんのキュートなコメディエンヌとしての魅力が全編にわたって炸裂!!
とにかくいろんな表情や仕草を見せてくれます。もう可笑しくて可笑しくて、何度クスクスと笑わされたかわかりません。ホント、見ていて飽きません。
ブラジャーを頭からかぶる女優なんて、まぁいません(笑)。

たとえば、ストローでズルズルと音を立てて飲んだり、スルメを力いっぱい噛みちぎったり、ラーメンを口元でブラブラさせながら食べたり、やってることは下品なんだけど、そういう仕草のひとつひとつが、いちいち可愛いのです。
ドゥナちゃん演じるヒョンチェの愛らしさは、アメリなんて足元にも及びません(言い切っちゃったよ。。。)

考え事をしながら、人差し指で唇を上下にプルプルさせてみたり(分かりにくっ!でも観た方なら分かっていただけますよね?)、図書館の職員さんとの動物園デートのシーンで、「こっちにアリクイがいますよ~!いまアリを食べ始めました、はやくはやく!」とせかされたときの彼女の動き!!身体をクネクネさせながら、彼に引っ張られていくところなんて最高に可笑しかったです。イヤイヤな気持ちが見事に表現されているんですよねぇ。カメラは二人を俯瞰で撮っているので、姿が小さいだけにそれが余計に可笑しさを醸し出していました。
こういうディテールにこだわった演技って、おそらくドゥナちゃんの計算では?
じゃなかったら天才!いや、どちらにしても彼女は天才です。

帰宅しても感動と興奮が冷めやらず、久々にDVDを引っ張り出して明け方まで見入ってしまいました。僕が持っているのは、OSTを含む三枚組みの限定版なんですが、もしこれから購入を考えている方がいらっしゃるなら、この限定版をオススメします。この映画は音楽もとっても素晴らしいのです。限定版ですが、6月にソウルに行ったときにCDショップで見かけましたし、通販でも、いくつかのショップにはまだ在庫があるようです。

この映画をご覧になった方なら、きっと特典映像も楽しいんだろうなぁと思われるのではないでしょうか。実際、特典映像は最高に楽しく見所も満載。ボリュームもたっぷりテンコ盛りです。個人的にはNGを出したときのドゥナちゃんの「キャハハ」っていうような笑いが最高に好きです^^;
あとコメンタリーもあるんですよねぇ。これが理解出来ないのがどうにももどかしいし、悔しいのです。こういうときに、韓国語を身につけなきゃ!って思うのですが。。。(笑)
監督と、出演者、計5人による賑やかなコメンタリー。収録後の様子も映像として収録されています。

隠しメニューもあって楽しませてくれるんですが、キム・ナムジン氏演じるドンハが別れ際に彼女の身体を気遣って、ビタミンやらマッサージ器具なんかをバッグから取り出しては渡すシーンのNGがあって、これには本編じゃないのに泣かされてしまいました。
本編では、(本心はともかく)淡々とヒョンチェに物を渡すドンハですが、このNGとなった映像では「Action!」の声がかかる前から、ナムジン氏が泣いているのです。それも号泣。セリフも満足に言えません。それでも続けます。カメラも回っています。
横を向いて、つれない素振りでドンハの話を聞くヒョンチェですが、そのヒョンチェ役のドゥナちゃんが、とうとうナムジン氏の涙にもらい泣きしてしまいます。
これはNG。続行不可能。
周囲のスタッフもシーンと静まり返っていて、みんなナムジン氏の感情が伝染したようです。
NGながら、観ていて思わず僕ももらい泣きしてしまいました。。。
ドンハの心情が痛いほど分かるだけに。だからドゥナちゃんも泣いちゃったんでしょうね。

「チュソンハムニダ」 泣きながらもスタッフに謝るキム・ナムジン氏が最高に素敵でした。


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それからこの映画のヨン・イ監督。CFや映画の予告編を数多く手がけて注目されたそうですが、彼のそういった作品も収録されていて見ごたえがあります。
チャ・テヒョン氏のMVも手がけていて、『星を愛した幼い王子の夢』と『Again to me』の二曲も収録されています。
韓国盤DVDが観られる環境が整っている方は、ぜひ♪


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『春の日のクマは好きですか?』の日本公開を強く強く望みます!
この映画を日本に輸入しないで、何が韓流だっ!
そんな韓流、(以下自粛)!!!!


春の日のクマは好きですか? [DVD]




■ 目次

01. ドゥナ、東京ウイルスに感染される
02. 新宿でセコンヘンズカメラに惚れる
03. 澁谷でクリスマスラプソディーを吟ずる
04. 姑北沢で <リンダリンダリンダ>を思い出す
05. 代々木でタコヤキを食べる
06. 原宿から青山まで歩く
07. ダイカンヤマでショッピングに目がつぶれる
08. 銀座のチョコエクルレオを探して出る
09. ホテルで猟奇変態遊びを楽しむ
10. ロッポンギ書店で夜明けを迎える
11. ジユウガオカの桜汲む散歩する
12. 上野でパンダ 'リングリング'と再会する
13. ディズニ-シーで花火を楽しむ
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by tai_yo | 2004-09-01 03:47 | ドゥナちゃん


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