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2004年 12月 23日
ターミナル

こんなに寒いのに、胸のあたりだけはポカポカ^^
映画『ターミナル』は心を暖めてくれるような、そんな素敵な物語です。

ニューヨークのJFK空港に降り立った一人の男。名前はビクター・ナボルスキー。
クラコウジアという東欧の小さな国から、「ある約束」を果たすために彼はニューヨークにやって来ました。
しかし、時を同じくして彼の故国クラコウジアでクーデターが発生。
なんと国そのものが消滅してしまうという事態に陥ります。
その結果ビクターのパスポートは無効に。
それはすなわち、入国も出国も出来なくなってしまうことを意味しているのでした。
彼はとうとうターミナルから一歩も外へ出られなくなってしまいます。

果たして彼は外へ出ることが出来るのでしょうか。
そして大切な「ある約束」を無事に果たすことは出来るのでしょうか。。。


映画のタイトルが示す通り、物語は空港のターミナルだけを舞台に進行していきます。
その閉塞感が、観客とビクターの心情を一体化させることに成功しています。
もちろん、トム・ハンクス演じるビクター・ナボルスキーがとても魅力的なのは言うまでもありません。

空港警備局主任のディクソンが、自身の昇進の支障になる厄介者として、ビクターをことごとく締め出そうとあれこれ画策します。
一歩でもターミナルから出れば、ビクターは不法入国者として逮捕され、自分の管轄から彼を追い出すことが出来るからなのです。

そんな意地悪なディクソンと、入国許可を得るまで留まろうとするビクターとのやりとりが見もの。

最初はターミナルに居座り続けている得体の知れない男として奇異な目で見られていた彼が、その素朴で優しい人柄によって、徐々に周囲の人々に受け入れられ愛されていく過程が素敵です。

ターミナルに留まることしか許されない彼が、自分の国のお金も使えない、言葉も通じない、そんな状況の中でどのようにして生き抜き、人々に愛されるようになっていったのか、ひとつひとつエピソードを挙げていきたいところですが、それはぜひご自身の目で確かめてください^^

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるフライト・アテンダントのアメリア・ウォーレンを始め、彼を取り巻く人々が、これまた魅力的。いつしか彼らと一緒になって、ビクターを応援している自分に気づかされます^^;

ビクターが果たそうとしている「ある約束」が明らかになったときの感動が忘れられません。
そしてその感動はラストシーンに向かって大きなうねりとなって僕の胸に押し寄せてくるのでした。

これが劇場で観る今年最後の映画になる・・・のかどうかまだ分かりませんが、
とても良い映画で締めくくることが出来て本当に幸せに感じています。


みなさんもぜひ、ビクターの「約束」が果たせるのかどうか、劇場で見届けてあげてください。
帰り道はきっと、身も心もポッカポカ♪ですよ^^


ターミナル

# by tai_yo | 2004-12-23 22:40 | 映画
2004年 12月 20日
Only when I sleep


映画『THE SCARLET LETTER(주홍글씨)』より。
イ・ウンジュさんの歌声がとにかく素晴らしいです。
なんとなく幼い感じのするその歌声は、ジャズ・シンガーという役柄にはちょっと無理があるかなぁという気がしないでもないんですが、この曲を聴いてると、そんなこともうどうでもよくなってきます^^;

Blue Noteでのライヴ・シーンをメインにしたMUSIC VIDEOで、ぜひその歌声を堪能してください。

ピアノも上手いし、音楽的才能もあるウンジュさん。
ぜひCDを出してください^^

イ・ウンジュの魅力とは


# by tai_yo | 2004-12-20 02:51 | 音楽
2004年 11月 25日
東京事変 『教育』


「本当に椎名林檎は解き放たれたんだなぁ」
聴き終わって、しみじみと嬉しくなってしまいました。

2枚の先行シングルを聴いて想像していた、
『無罪モラトリアム』や『勝訴ストリップ』の頃の音を彷彿とさせるアルバムなのかな、
などという陳腐な予想を裏切る、じつに素晴らしい作品だったのです。

やっぱり林檎は、後退も停滞もしていない。
以前よりも軽やかなフットワークで、さらに新しい領域に到達したんだと。
そのことを確信出来たことがなによりも嬉しいです。

それにしてもH是都M氏の鍵盤が素晴らしい。
全編に渡って、僕の耳を捉えて離しませんでした。
東京事変はいいバンドです。
気持ちのいい音を出します。
ライヴで聴いてみたい。。。心からそう思いました。

そしてなによりも、椎名林檎の書く曲の素晴らしいことといったら。。。
この人、まだこんな引き出し持ってたのかっていうくらい嬉しい驚きを与えてくれる楽曲群。
その作曲能力にもあらためて感嘆。
深読みしたくなるような意味深な歌詞と、独特のユーモアも健在です。

いま、エンドレス・リピートでこのアルバムを聴きながら書いています。至福。


椎名林檎、いや、東京事変の快進撃がいよいよ始まりました。



「教育」東京事変




# by tai_yo | 2004-11-25 02:17 | 音楽
2004年 11月 15日
モモ

僕は犬が大好きで、「犬」に関するものには目がありません。
とくに犬について書かれた本を読むのが大好きなんです。
犬について書かれた本は、古今東西、それこそ星の数ほど出版されていて、決して読書家ではない僕の書棚にも数十冊はあります。カテゴライズしたら、恐らく犬の本が一番多いかもしれません^^;

そんな数多い犬の本の中で、なぜこの本を選んだのかというと、僕が唯一、立ち読みしながら泣いてしまった本だからです(笑)。

あれはもう何年前になるでしょうか、ふと立ち寄った本屋で僕は何気なくこの本を手にとって読み始めました。小さな絵本なので、さらさらっと一気に読める本です。

「この絵、あんまり好きなタイプの絵じゃないな~」
などと、最初は軽い気持ちでページをめくっていたのですが、読み進むにつれ、胸の奥から突き上げてくるような悲しさと切なさで、涙が溢れてくるのをどうしても抑えることが出来なくなってしまったのです。

こんなことは初めてだったので、自分でも戸惑ってしまい、内心パニックになってしまいました。でもこの本が欲しい。この本を買いたい。そう思うのですが、悲惨な泣き顔のままレジに行く勇気がどうしても持てません。とにかく顔を隠しながら外に出なければ。それだけで精一杯でした^^;
結局、本は後日あらためて買いに行きました(笑)。

客観的に観てみると、「大の男が・・・」と我ながら情けなくなってしまいますが、こんな経験はあとにもさきにもこれっきり。それだけに、その出会いとともに忘れられない特別な一冊になりました。

犬と一度でも一緒に暮らしたことのある方、そして愛犬を亡くしてしまった経験のある方が読めば、この本に描かれているモモと、そのモモに向けられる作者の眼差しが、非常にリアルだということに気づかれるはずです。

僕もこの本に出会う前に、愛犬を亡くした経験があるので余計に感情移入してしまったのかもしれません。
読みながら、我が愛犬のなんともいえない愛しい匂いや温もり、仕草までも思い出してしまうのです。
ときには自分の気分次第で、ちゃんとかまってやらなかったり、冷たくしたこともあったなぁということまで思い出させられるのです。チクリチクリと、胸が痛くなってしまいます。

この本は、そういう犬と自分との関係をあらためて見つめ直すことを強いられる本ですが、僕はそこが好きなのです。

主人公の女の子は、モモと一緒に成長します。
子犬のモモは、いつしか女の子より大きくなり、そして今度は女の子がモモよりも大きくなっていく。いつもいつも一緒にいるモモ。その存在はあまりにも身近すぎて、空気のようにさえなってしまいます。それゆえ、ときにはモモをぞんざいに扱ってしまう女の子。このあたりの描写がじつに見事です。

女の子はやがて少女になり、そして大人の女性へと成長します。
一方でモモは、どんどん年老いていく。そして。。。

犬は、我々人間と同じように生命を授かった生き物であるということ。
決して玩具でもぬいぐるみでもない。
だからこそ、その存在が愛しいのであり、一緒に過ごす時間が愛しいのだということ。
そんな当たり前のことを、いや、むしろ当たり前だからこそ、忘れそうになってしまう心に染みてくる。

『モモ』は、僕にとってそんな本でした。




犬を愛するすべての人に心からオススメします。


モモ―MY DEAR DOG

おーなり由子HP*Blanco




# by tai_yo | 2004-11-15 00:24 | 書籍
2004年 11月 13日
クルリちゃん

ワカメちゃん?
いや、和製 『地下鉄のザジ』 だ!

クル、クル、クレラップ~♪という軽快な歌とともに、
あらゆるものにラップをかけまくる「クルリちゃん」。
2004年度、最強のキャラです。

最近のお気に入りCMです^^

こちらでCMがご覧いただけます。

クルリちゃん?

# by tai_yo | 2004-11-13 03:16 | CM
2004年 11月 01日
おかあさんのばか


ある日突然お母さんを亡くした、古田幸ちゃんという小学6年生の女の子が書いた詩。
その詩に感動した写真家の細江英公氏が撮った、幸ちゃんとその家族の日々。
それがこの「おかあさんのばか」という写真集です。

古田幸ちゃんの詩を英訳したものと、細江英公氏の写真で、
1965年に『Why,Mother,Why?』というタイトルで海外で出版されました。
じつはこれが、その日本語版なのです。
なぜか40年たって、ようやく日本でも出版されることになったそうです。

お母さんを失った悲しみを抱えながらも、日々、お母さんの代わりに家事をこなしていく幸ちゃん。
お父さんと中学生のお兄ちゃんを見つめる視線は、もうほとんど母親のようですらあります。
とはいっても、まだ幸ちゃんは小学6年生。
ときにはお母さんに甘えたい気持ちがどうしようもなく溢れてきます。
そんな幸ちゃんの気持ちが痛いほど突き刺さってくる詩と、細江氏の写真が僕の心を大きく揺さぶるのです。

これは手にとって読んでいただくしかないのですが、
感動の押し売りとか、お涙頂戴とか、
そんなものを微塵も感じさせない淡々とした詩と写真の数々に、
静かではあるけれど、大きな感動を覚えずにはいられませんでした。

幸ちゃんは現在、ご主人と二人の子供の4人で幸せに暮らしているそうです。
そんな現在の古田幸さんが、この本の最後にコメントを寄せているのですが、
それがまた感動的なのです。


僕もそうだったのですが、もしこの本のタイトルに強く魅かれたなら、
迷わず実際に手にとって読んでみてください。

「今」だからこそ、この本が出版される意味と価値があるのではないか。
僕は、そんな感想を持ちました。


おかあさんのばか―細江英公人間写真集



# by tai_yo | 2004-11-01 00:21 | 書籍
2004年 10月 12日
威風堂々な彼女

とにかく最高!!

横分けドゥナちゃんの魅力が大炸裂しっ放し!!

ようやくYahoo!動画にて、第1話と第2話を観ました。
なんでこんなに面白いドラマを今まで観てなかったんだろう。。。
そんな後悔すらしてしまうほどの傑作でした。
ただし、まだ2話しか観てないんですけどね^^;

まぁいつでも観られるや、なんて呑気に考えていた僕が浅はかでした。
第1話から第10話までの配信は、年内いっぱい。
のんびりしてたら見逃したまま終わっちゃうところでした。
アブナイ、アブナイ。。。
これから気合を入れて、全話観ようと思います。
ただ全話といっても、まだ第11話以降もあるそうなので(配信開始日未定)、とりあえず年内に10話制覇して、ドゥナちゃんでほっこり♪したいと思ってます^^
ちなみにこれ、今KNTVでアンコール放送されてるんです^^;

僕はこのドラマのコミック的な演出を駆使したギャグ・シーンが大好きなんです。
もうあまりにもバカバカしくて、くだらないんだけど、徹底してそれをやってるとこが痛快!
またドゥナちゃんが、それを見事に演じきってるのが可笑しくて可笑しくて。
彼女のコメディエンヌとしての才能が遺憾なく発揮されていて、もうそれだけで愛おしくなってしまう作品なのです。

こんなに面白いドラマ、もっともっとたくさんの人に観てもらいたい。
そう思っていたらなんと、Yahoo!動画の番組週間アクセスランキングで現在第2位なんですねぇ。これには納得!

もうドゥナちゃんには大笑いさせてもらった第1話でしたが、第2話では切ない恋心を見事に表現していて泣かされました。。。
またドゥナちゃん演じるウンヒは、お父さんっ子なのですが、彼女とお父さんのやりとりがなんとも暖かく、とても素敵なのです。
そしてあのシーンでは、ドゥナちゃんと一緒に号泣してしまいました。。。(涙)

観られる環境にはあるけれど、まだ観てないという方、ぜひぜひご覧ください。
ドゥナちゃんでほっこり♪してください^^

威風堂々な彼女

公式サイト
(ドゥナちゃん撮影のスナップ写真満載!)

# by tai_yo | 2004-10-12 22:55 | ドゥナちゃん
2004年 10月 10日
シン・スンフン

10月9日土曜日、大阪国際会議場メインホールで行われた来日公演に行ってきました。

僕はシン・スンフンさんの熱心なファンというわけではありませんでした。
僕にとってシン・スンフンさんというのは、
<『猟奇的な彼女』の“I believe”を歌っている歌手>という存在でしかなかったのです。
その他にも何曲かのMVを観たことはありましたが、やはり僕にとっては“I believe”の人だったわけです。

そんな自分がなぜ、今回の来日公演に足を運ぶ気になったのか。
正直なところ、自分でもよく分かりません。
なんというか、ほとんど衝動的にチケットを買い求めていました。
やはり僕にとってとても大切で大好きな曲を歌っている人ですし、しかも今回が初めての日本公演だというじゃありませんか。
そんな記念すべき公演に参加出来るならしてみたいし、K-POPの素晴らしさを最初に教えてくれたスンフンさんのステージがどんなものなのか、この目で、この耳で確かめたいと思うようになったのです。

この日の数日前から風邪でダウンしていた僕は、病み上がりで決して万全とはいえなかった体調のまま会場に向かいました。
圧倒的に女性が多かったのですが、驚いたのは、自分の母親よりもずっと年上だろうと思われる年配の女性が多かったことです。もしかしたらスンフンさんのお母さんくらいの年代の方ではないでしょうか。
そして韓国から来られたファンもかなりいらっしゃったようです。ロビーで韓国語をたくさん耳にしました。

今回、初めてスンフンさんのステージを観て驚いたのは、ファンの人たちの独特のノリでした。スゴイです。ハンパじゃないです。正直、最初は戸惑いました。
「ついていけへん。。。」
そう思ったのも事実です。まるでジャニーズ系のライヴのようなノリなんです(行ったことないですけど)。
ブルーの蛍光棒が右に左に、常に揺れています。
そして面白かったのは、スンフンさん自身もそれをステージの演出のひとつとして楽しんでいることでした。あえてアイドルのような振る舞いをして客席を沸かせたりする姿は、見ていて微笑ましいくらいでした。
普通、これだけコアなファンのノリを見せつけられたら、僕のような初心者は疎外感を味わってしまうものです。でも今回の公演では、まったくそんな気持ちになりませんでした。
それはやはり、スンフンさんも初めての日本公演ということもあって、僕のような初心者に対する心配りを随所に見せてくれたことが大きいと思います。
僕のような“I believe”しかしらないような超初心者が来るであろうことも、ちゃんと心得たうえで演出がされていたので、そういった意味では本当に心地良い時間が過ごせました。

ステージに掲げられたスクリーンに、曲名と歌詞が日本語で常に映し出されていました。
(このスクリーンが、今回のステージでは重要な演出のひとつにもなっていました。)
そしてMCでは、通訳の人を介して客席とコミュニケーションをはかる。スンフンさん自身も、ときどき日本語で客席に話しかけたり、通訳の人との愉快な掛け合いがあったりと、まったく飽きさせません。

さて、最後に肝心の歌について触れたいと思います。
噂には聞いていましたが、歌唱力の素晴らしさには最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。
「なんて歌が上手い人なんだ!」
何度そう心の中でつぶやいたか分かりません。
実際、僕のうしろに座っていた年配の女性は、
「上手いなぁ~」「やっぱり上手いわぁ」「上手いっ」
と、何度もつぶやいていたほどです。
いや、正確にはつぶやいていたというには声が大きすぎましたが。。。^^;
歌い終わってからつぶやかれるのはいっこうに構わないのですが、この女性、歌い始めた途端とか歌っている最中につぶやくもんですから気になって気になって(笑)。
他にも、イントロが始まると「この曲、ええ曲やでぇ」と連れの人に解説まで。。。
「シッ!おばちゃん、うるさいねんっ!」
とうとう僕は振り返って注意・・・・・・・なんて出来ませんでしたけど^^;

とにかく素晴らしい歌唱力でした。
途中、ギターの弾き語りで欧米のポップスを英語で数曲歌うコーナーがあったのですが、これがまた素晴らしかった。ギターの音色だけなので、さらに彼の歌の上手さが際立つのです。

僕がもっとも聴きたかった“I believe”が生で聴けた感動は、一生忘れられないでしょう。
『猟奇的な彼女』ファン、そして僕のようなチョン・ジヒョンファンにはちょっぴり嬉しい演出もあって思わずニヤリ。。。^^

初めて『猟奇的な彼女』を観たときのことを思い出していました。
あれはレイトショーでした。僕は、家路に向かって車を運転しながら幸福感に浸っていました。生涯、忘れられないような素敵な映画にたった今出会えた喜びと感動、そして脳内再生され続ける“I believe”。
「明日はこのサントラ買いに行こう!」
心の中で何度もつぶやいていました。

あれからもう一年半がたちました。あの映画に、そして“I believe”に出会っていなければ、韓国に行ったり、こうやってブログを書いたりすることもなかったかもしれません。
いろんな想いが胸の中を駈け巡って、なんともいえない感慨深さがありました。

僕はまだシン・スンフンさんのCDを一枚も持っていません。
でも聴いてみたくてたまらなくなりました。
今回のステージで歌われた中でもとくに印象的だったのが、『君のための離別』という曲。
昨年、「いま韓国で第二のチョン・ジヒョンと呼ばれている女の子がいるらしい」という噂を聞き、調べていく中で出会ったのがこの曲だったのです。
その女の子(パク・ハンビョル)が主演するMVは、偶然にもあの“I believe”を歌っていたシン・スンフンさんのものでした。
今回のステージで、なんか聞き覚えがあるなぁと思って調べたらこの曲だったのです。
帰宅してから、ネットでどのCDを聴いてみようかなと調べていると、偶然にもこの『君のための離別』と“I believe”は、同じアルバム(8集)に収められていることが分かりました。
こんな偶然にもつい嬉しくなって、早速注文してしまいました^^;

いろんなことを思い出させてくれたり、考えるきっかけをくれた今回のシン・スンフンさんの来日公演。僕にとっては、とても意義のあるひとときでした。


シン・スンフンの魅力



# by tai_yo | 2004-10-10 19:35 | 音楽
2004年 10月 05日
ROCK'N'ROLL / JOHN LENNON

ジョン・レノン、1975年の作品。
全曲、彼が十代の頃に影響を受けたロックン・ロールのカヴァー。
このアルバムのリミックス&リマスター盤が発売されたので、UK盤を購入して聴きました。
近年、続々とリリースされているジョンのアルバムのリミックス&リマスター盤の中でも、これは出色の出来。最初から最後まで鳥肌立ちっぱなしでした。

ジョンはモノラルの音が大好きな人なので、音を団子にしちゃう傾向があります。
「インスタント・カーマ」とか、アルバム『ジョンの魂』はそういうジョンの嗜好が見事に結実した傑作です。
でも『マインド・ゲームス』や、この『ロックンロール』のモコモコした、あまりメリハリの無い音が僕には少し不満でもありました。そういう不満を見事に解消して、新たに甦らせてくれたのがこのリミックス&リマスター・シリーズなんです。

もしかしたら、これはジョンが本当に望んでいた音じゃないかもしれないけど、今まで聞こえなかった音が聞こえたりして新たな発見があるので本当に楽しみにしているシリーズです。
もちろん、音圧が全然違います。その迫力は一聴すれば歴然です。
なによりもリミックスによってジョンのヴォーカルが前面に出てきて、迫力のある生々しい彼の声を堪能出来るのがファンとしてはたまらない喜びなのです。

僕は、ジョン・レノンという人はまずなにより優れたロック・ヴォーカリストだと思ってます。
ジョンの声は本当に本当に本当に素晴らしい。
ヘンな話、僕はジョンがしゃべっている声を聴くのも大好きだったりします^^;
インタビューとか、うっとりしながら聴いたりする怪しい奴です。
ジョン・レノンの声は、ロックの宝です。断言しちゃいます。

ジョンはビートルズ時代から数多くのカヴァーを残していますが、そのどれもがオリジナルを凌駕してしまうほど、ジョンは、そしてビートルズは優れたソング・スタイリストでもありました。これも断言しちゃいます^^;

そしてこのアルバムでも、ジョンは鳥肌モノの素晴らしいヴォーカルを聞かせてくれています。
このアルバム制作当時は、ヨーコさんと別居していた、いわゆる「失われた週末」でした。
ジョンのコンディションは心身ともにベストとはいいがたく、いろいろとトラブルに巻き込まれたりして、なかなか完成させることが出来なかったアルバムでもあります。
プロデューサーのフィル・スベクターが、完全にイッちゃってたみたいで、スタジオの天井に銃をぶっ放したり、マスター・テープを持ち出して姿を消したりしたのは有名なエピソードです。もちろん、ジョン自身もヨーコさんのいない寂しさから酒に溺れて飲んだくれて、喧嘩騒ぎまで起こしたりしていました。
数年前に発売された、ジョンの未発表曲を集めたCD-BOX『ジョン・レノン・アンソロジー』には、この時のレコーディングでのジョンとフィルのやりとりが収録されています。これがスゴイ。
いったい誰が収拾すんねんっ!!と、突っ込みたくなるほど。

でもジョンは、フィルからマスター・テープを取り戻し、レコーディングを再開させます。
あらためて聴き直してみると、とても酷くて(当たり前ですが)使えず、何曲か再レコーディングして完成させたのがこのアルバムなのでした。
だから、このアルバムにはフィル・スベクターがプロデュースした曲と、ジョンがプロデュースした曲が混在しています。僕はどちらかというと、ジョンが再レコーディングした曲のほうが好きです。

このアルバムはなぜかノン・クレジットで、参加ミュージシャンが明らかにされていません。
ジョニ・ミッチェルがコーラスで参加しているという、ジョニ・ファンの僕としては真相が知りたい噂もあります。
最近、クラウス・フォアマンがこのアルバムに参加して「BRING IT ON HOME TO ME」をジョンとデュエットしたことを明らかにしています。これを知ったときは感激しました。あの声はクラウスだったのかぁ、なんて。

決してベストとはいえない状況で作られたアルバムなのに、ジョンのこのヴォーカルの素晴らしさはどうでしょう。やっぱりロックン・ロールが心底好きなんだなぁというのが伝わってきます。

今回のリミックスによって、曲が始まる前にジョンの「1,2,3,4」というカウントが聞けたり、フェイド・アウトが長くなっていて従来ではカットされていた部分も聞けたりします。

そして。。。

そして。。。

ボーナス・トラックとして、従来のヴァージョンではカットされていた「JUST BECAUSE」のエンディングでのジョンのモノローグが収録されているんですが。。。

ジョンの言葉を聴いて、泣いてしまいました。。。







“リンゴ、ポール、ジョージ、元気かい?”



ジョン・レノンの魅力に触れる




# by tai_yo | 2004-10-05 02:04 | 音楽
2004年 10月 01日
『スウィングガールズ』

ほんわか幸せな気持ちにさせてくれる映画です♪

全編を彩るスウィングジャズのリズムと、ストーリーの展開とが絶妙にマッチ!
その心地良さに身をゆだねていると、あっというまに映画は終わってしまいました。
観終わったあと、こんなに爽やかな気持ちにさせてくれた映画は久しぶりです。
なんだかニコニコしている自分に気がついて、あわててグッとこらえて真顔にしたほど^^;
足取りも軽やか、頭の中ではスウィングジャズが鳴り響いています。
そしてそのままCDショップへ。
迷うことなくサントラを手に取りレジに向かうのでありました。

この映画の何が良いって、まず演奏がすべて出演者本人によるものだというところ。
しかもほぼ全員がその楽器に触れたこともないという超初心者。
映画の中のスウィングガールズと同じなんですよね。
そこがこの映画を面白くしている要因のひとつかもしれません。
最初はみな、音を鳴らすことすら出来ない。
それがだんだんと少しずつ上達していく過程がリアルだったのもうなづけます。

映画のパンフで矢口監督も発言していますが、
17人のスウィングガールズそれぞれのキャラクターの設定がホント見事です。
監督は一人一人に、「キミが演じるのは、こういう女の子だよ」とキャラ設定を配ったといいます。


自分たちはこの映画の中の大事なキャラクターであって、『スウィングガールズ』の欠けちゃいけない“メンバーのひとり”なんだという意識を持ってほしい、そんな理由です。あ、自分はこういうやつなんだと思うと、役として、喋り方をこうしたり歩き方をああしたり、というのをみんな独自に考えて生きたキャラクターにしてくれる。全然芝居経験のない子とかがあそこまではじけてくれているのを見ると、いろいろ話をしたり、ああいうキャラ設定を配ったりしてよかったなと思います。(矢口史靖監督/パンフレットより)


この映画、主人公は上野樹里演じる「鈴木友子」となってはいるようですが、いわゆるヒーロー、ヒロインといった主人公は存在しないと僕は思いました。つまり、17人の『スウィングガールズ』が主役なのです。いや、正確には『スウィングガールズ&ア・ボーイ』ですね^^
そういえばこの17人の中に、前回記事にしたドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演していた本仮屋ユイカちゃんがいました。彼女、来年春に放送されるNHKの朝ドラの主役に抜擢されたそうですね。この映画でもひときわ輝いていました。注目の女優さんですね。

この映画で魅せられたもののひとつに、矢口監督の“笑い”のセンスがあります。
ひとことでいうと、ベタです。
でもそのベタさがまた絶妙なのです。くだらなくて大好きです^^;
サッチモの『この素晴らしき世界』が流れるあのシーン、最初は「?」と戸惑ってしまったのですが、これでもかと繰り出される攻撃にとうとう笑いがこみ上げてしまいました。

センスといえば、球場で二球連続ストライクを見逃したバッターに男性が野次を飛ばす場面がありました。

「スウィングしなきゃ、意味ねぇんだよ!」

これジャズのスタンダード・ナンバーのタイトルなんですよねぇ。
『スウィングしなけりゃ意味がない(It don't mean a thing)』というデューク・エリントンの作品です。僕、こういうの結構好きなんで思わずニヤリとしてしまったんですが、こういう言葉の遊びも上手いなぁと感心させられました。

さて、この『スウィングガールズ』。
スクリーンを飛び出して、実際にライヴをやったりしてますね。
メチャクチャ生で聴いてみたい、観てみたいです。。。
公式サイトでリンクされているフジテレビHPの特別コーナーでその様子を観ることが出来ます。

10月4日付けオリコンWeeklyチャートに、この映画のサントラがTOP10入りしたそうです。
いかにこの映画に魅せられ、そしてその音楽に魅せられた人が多いかがよくわかりますね。

ちょっと凹んでしまったときに観ると、元気をくれる。
そんな映画に出会えました。
今からDVD化されるのが待ち遠しいです^^

スウィングガールズの魅力って?



# by tai_yo | 2004-10-01 22:18 | 映画
2004年 09月 27日
『世界の中心で、愛をさけぶ』

ドラマを毎週欠かさず観るという習慣があまりない僕にとっては久々のヒット。
『僕と彼女と彼女の生きる道』以来になるでしょうか。

朔太郎役の山田孝之が本当に素晴らしかった。
以前から上手いとは思っていましたが、これは間違いなくハマリ役でしょう。

そして緒形直人。
彼の壊れっぷりが、17年後の松本朔太郎の痛々しさをじつに上手く表現していたように思います。

他にも担任の矢田部先生役の松下由樹、朔太郎の父親役の高橋克実の演技と存在感も印象的でした。

劇中に流れる音楽も印象的で素晴らしかったですね。

この作品に対する想いは、以前映画を観たときに書いた記事とそれほど変わっていません。
ただ、サクと亜紀が過ごした時間をより丁寧に描けたという点で、映画よりもこのドラマのほうが感情移入しやすかったのは確かです。
最初は、映画がヒットしたから便乗してドラマ化したのか?なんて思ってたんですが、どうやらそうではなかったようで、なるほど、しっかり作られていたわけですね。


そういえば映画が10月8日から韓国でも公開されますね。
韓国でこの作品がどのように受け止められるのか非常に興味深いです。
その韓国にも、もうすでにドラマを観てハマってしまった人がいるようです^^
なんだか思い入れたっぷりのMUSIC VIDEOまで作ってます。

世界の中心で、愛をさけぶ <完全版>

あっ、大事なことを書き忘れてました。

亜紀役の綾瀬はるかちゃん!!
ドラマ『僕の生きる道』出演時から気になってた女優さんですが、
いやはや、見事に成長して立派にこの役をやり遂げたことに感動しました。
今後の活躍がますます楽しみです。

はぁ。。。それにしても金曜の夜が寂しくなったなぁ。。。

# by tai_yo | 2004-09-27 23:06 | ドラマ
2004年 09月 26日
『Invisible Things』 LOVEHOLIC

LOVEHOLICのセカンド・アルバム。
K-POPでよくある、アーティスト直筆サイン入りCDというのを今回初めて予約購入した。
新譜をリリースするにあたって、そのアーティストの直筆サイン入りCDを予約販売するなんて、日本では聞いたことがない。だいいち新人ならともかく、人気アーティストの直筆サイン入りCDを販売するなんて不可能なんじゃないかとさえ思う。
だから正直、今でも「ホンマもんかいな?」と半信半疑である。

でもそんなことどうでもよくなるくらい、今回のアルバムもじつに素晴らしい作品だった。

このバンドの魅力はなんといってもヴォーカルのファン・ジソンの声だ。
彼女の歌声は、本当に美しい。
もちろん楽曲の素晴らしさはいうまでもない。
ポップでキャッチー、なんて陳腐な表現だけど、このバンドに限って言えば、まさにその言葉がピタリと当てはまるくらい完成度の高いポップ・ソングを堪能させてくれる。

アメリカにシックスペンス・ノン・ザ・リッチャー(Sixpence None The Richer)というバンドがあるけれど、LOVEHOLICを初めて聴いたとき、このバンドを連想した。シックスペンスが好きな方ならきっとハマる、かも。
日本でいうと、ブリグリみたいな感じかな。ちょっと違うか。まぁいいや。

とにかく音楽は聴かなきゃ始まりません。
ってことで、ぜひ一度、彼らの音楽に触れてみてください。

Loveholic vol.2 - Invisible Things(韓国盤)

# by tai_yo | 2004-09-26 04:25 | 音楽
2004年 09月 26日
『花風』 aiko

1.花風
2.洗面所
3.ポニーテール
4.花風(instrumental)


aiko、16枚目のシングル。
この人の歌のタイトルのつけ方は独特で、いつも上手いなぁと感心させられる。
aikoの今までの曲をアルバム、シングル、全部ひっくるめてリストにして、曲名だけ眺めても面白いんじゃないだろうか。

aikoという人は、愛をとてもおおらかに歌う。
聴いていて、恥ずかしくなるくらいストレートな歌詞が多い。
男としては、ときに耳が痛いものがあったりしてドキリとさせられることも多い。
僕の周囲にaikoの歌詞に強い共感を覚える女性がじつに多いことに驚く。
なかには、「aikoに自分の日常を盗み見られているような気がして怖いくらい、同じ思いを歌詞にしている」というようなことを言う人までいる。
こればかりは悔しいけど、男の僕には分からない領域だ。

ただ、たしかにaikoの歌詞に出てくる描写にはリアルなものが多い。
というか、ハッキリ言ってaikoは、エロい。
たとえば椎名林檎なんかより、ずっとエロい人なのだaikoは。
あなたの喉を流れる息があたしの前髪を揺らしたり、右の耳から左の耳たぶまでずっとなでたり、近づいて触れてあなたのうぶ毛に口づけてみたり、あなたの胸や耳のうしろの匂いが云々・・・。
aikoのこういう描写って、直接的なエロではないけれど、皮膚の温度まで伝わってくるようなリアルさがあって、僕はドキッとさせられてしまう。

そういえば本人も、「あたしはエロいです」なんて言ってたっけ(笑)。

でも僕が最もaikoに魅かれているのは、そのメロディー・メイカーとしての才能だ。
決して派手ではないけれど、要所要所にフックが効いていて、ジワリジワリとスルメのように味わい深いメロディーを作るのがじつに上手い。
ときどき遊びでギターやキーボードで弾いてみたりすると、「え~っ、そういくかぁ」というようなコード進行をさらりと使ってみたりしてることが分かって鳥肌が立つこともある。
ここ最近のaikoは、マキシで出す曲も地味なものが多くて、『カブトムシ』や『ボーイフレンド』のようなメガヒットを飛ばすことはなくなってしまった。
でもaikoという人は、もともとメガヒットを飛ばすようなタイプの歌手ではないし、かといって売れてないわけでもないので、これはこれで真っ当な環境かなぁとも思う。aiko本人はどう思ってるのかは分からないけれど。
少なくとも僕は、ライヴのチケット争奪の競争率が以前より少しでも低くなったかなと喜んでいる。

今回のマキシもタイトル・ソングを始め、やはり珠玉のスルメ・ソング揃い。
洗面所に置いてあるガラスのコップが割れてしまったことをきっかけに、分かれた彼のことを思い出してしまう「洗面所」の歌詞も相変わらずユニークでaikoらしい。
個人的には、「ポニーテール」のような女の子に愛されたら幸せだろうなぁ、と遠い目をしながら聴き入ってしまった。。。

そういえばこの「花風」、某テレビ局の野球中継で使われているのだそう。
野球中継なんて最近観ないから知らなかった。
でも野球中継に、この曲というセンスが理解出来ない。
タイアップも結構ですけど、もうちょっと考えてもらえないでせうか。

aikoの魅力

# by tai_yo | 2004-09-26 02:19 | 音楽
2004年 09月 26日
『群青日和』 東京事変

1.群青日和
2.その淑女(をんな)ふしだらにつき
3.顔 faces



初めて聴いた瞬間、ぶっ飛んだ。
その歌い方、楽曲のスタイル、歌詞。。。
『無罪モラトリアム』の頃の椎名林檎が甦ったかのよう。
「せーの」で、一発録りしたような音と、その疾走感がたまらなく気持ちいい。
作曲は林檎本人ではなく、メンバーのH是都M。
ところがどう聴いても、林檎本人が作曲したようなメロディーライン。
どうやらH是都M氏が、確信犯的に作ったようだ。
なるほど、現在の椎名林檎なら、この直球ストレートな林檎節は作らないかもしれない。
林檎自身も、そのあたりはオフィシャル・インタビューで発言している。

メンバーみんな、あとお客さんにしてもそうなんですけど、こういう曲をやればいいじゃないっていう空気を感じるんですよね。それをH是都Mや晝海くんが何食わぬ顔でやってくれたのかな、と。

いろいろなことを汲んだうえで、この曲を書いてくれたんだろうなっていうのがよく分かったし、それは「顔」を書いた晝海くんや他のメンバーにも言えることで。だから、この「群青日和」はこれまで私が作ってきた足かせを分かったうえで作ってくれた曲というか、私が書けなくなっちゃった世界だと思っているし、そういった意味で余計にこの曲をデビュー・シングルにしたかったんです。


このシングル発売に先がけて行われたライヴを通しても、そのあたりは実感したようで、いい意味でふっきれたのだと思う。解き放たれた椎名林檎。ファンとして、これほど心強いものはない。



また椎名林檎の快進撃が始まる。


「群青日和」東京事変

# by tai_yo | 2004-09-26 01:49 | 音楽
2004年 09月 16日
最近のお気に入りCM



やらわか~い


じつは最初、気づかなかったんです。。。
でも気づいたときの可笑しさがなんともいえなかったんですよね。
柴咲コウちゃんの醸し出す雰囲気がまた良くて。

まぁ、くだらないっちゃあ、くだらない言葉遊びですけど。
僕は好きです。

“ほっこり♪”しました^^

CM
柴咲コウの魅力とは



# by tai_yo | 2004-09-16 22:25 | CM
2004年 09月 06日
『永遠の片想い』

地元・京都で4日から上映が始まりました。
僕は5日に観に行ってきました。
ちょうどこの映画を観ている最中に地震があり、館内が一時騒然となったりしたんですが、幸い上映に支障はなく、無事に最後まで鑑賞することが出来ました。

観終わって何度も口をついて出た言葉は、
「やっぱりいい映画やなぁ~」というものでした。


僕にとって、初めての韓国映画は『猟奇的な彼女』でした。
今でこそ、寝ても覚めてもチョン・ジヒョン~みたいな感じですが(笑)、じつはあの映画で最初に魅せられたのは、キョヌ役のチャ・テヒョン氏の演技でした。
今でもハッキリと覚えています。『猟奇的な彼女』を観ていて、「これは面白い映画ダゾ!」と確信したのは、キョヌが講義の出席の代返を何パターンも駆使するあのシーンです。
くだらないといえばくだらない、ベタといえばこれほどベタなものはない類の笑いでしたが、チャ・テヒョン氏の絶妙な演技は、僕の笑いのツボを見事に突いてくれたのでした。


そして僕は一気に映画の中へと引き込まれ、最後まで身を委ねました。
もしも、キョヌを彼が演じていなかったとしたら。。。
果たして『猟奇的な彼女』はあれほど魅力的な作品になっていたでしょうか。
おもいっきり笑わせてくれて、おもいっきり泣かせてくれる彼の最大の魅力が堪能出来るという点で、『猟奇的な彼女』の次に僕が好きなテヒョン氏の映画です。
そして、『猟奇的な彼女』に次いで買った二枚目の韓国盤DVD(当時は『恋愛小説』というタイトルで馴染んでいました)という点でも、思い入れのある作品でした。


こんなにも素敵な映画なのにどうして日本で公開されないのかと、ずっと不満に思っていた作品だっただけに、今こうして日本の劇場で観られることの幸せを噛みしめながら感慨深くスクリーンを見つめていました。

また、ずいぶんDVDを観ていなかったこともあり、とても新鮮な気持ちで映画を楽しむことが出来ました。そして日本語字幕のおかげで詳細な部分まで理解出来たことが何より嬉しかったですね。


面白かったのは、当時まだ誰だかよく知らないまま観ていた役者さんたちが、今思うと豪華な配役だったということです。
イ・ウンジュさん、ソン・イェジンさん、キム・ナムジン氏、そしてムン・グニョンちゃん。凄いですよね^^
そういう意味では、今この時期にあらためて観る楽しさというのがあるんですよね。
前半で劇場が暖かい笑いに包まれたこと、後半そしてラストであちらこちらからすすり泣きが聞こえてきたこと。胸が締めつけられるような切なさを感じながらも、どこか爽やかで優しい気持ちになって劇場を出られたこと。忘れられません。

とても幸せな気分にさせてくれました。いい映画を観たなぁって。


結末としては、とても悲しいはずなのにどこか救われたような気持ちになったのはなぜなんでしょう。
ジファンとギョンヒ、そしてスインが最高に幸せな時間を三人一緒に過ごせたということを、それぞれがそれぞれのやり方で気持ちに整理をつけて、たしかな思い出にすることが出来たから。僕はそんなふうに解釈しました。

人は思い出だけでは生きていけないかもしれません。
でもギョンヒの手紙を読みながら泣いていたジファンが、それでも時おり見せたあの笑顔に僕は希望を見出したいのです。


エンド・ロールで流れるテヒョン氏の“モルナヨ”が、ずっと脳内再生され続けていて困っています^^;
映画を観終わって、入った劇場のトイレで無意識に吹いた口笛がこの“モルナヨ”でした(笑)。それからずっと頭の中で鳴りっぱなしです。。。
でも無理ないですよね。こんなに素晴らしい映画が、こんなに素敵な歌で締めくくられたら、誰だって耳に残ります。
劇場でも誰も席を立つ人がいませんでした。みなさん、テヒョン氏の歌に酔いしれている感じでした。
僕も心の中で、「みんな立つな~、この歌を聴いてくれ~っ」って叫んでました(笑)。


余談ですが、この映画を観た劇場でOSTを韓国から輸入して窓口で販売するらしいのですが、どうして日本盤が発売されないんでしょう。
イ・ウンジュさんのピアノやソン・イェジンさんの歌、そしてテヒョン氏の“モルナヨ”も聴ける日本独自の企画盤なんて最高だと思うんですけど。
もしそんなのが発売されたら、韓国はもとよりアジア各国でコレクターズ・アイテムとしてきっと話題になるハズ。
二種類のOSTを買わないと、これらが全部聴けないっていうのが以前から納得いきません。
って、こんなコト考えてるのは僕だけかもしれませんね。。。^^;




永遠の片想い

# by tai_yo | 2004-09-06 21:22 | 映画
2004年 09月 01日
『4人の食卓』

ピーカンさんの感想
ピーカンさんのおかげで、ようやく感想を書く意欲が湧いてきました^^;
ピーカンさん、ありがとうございます。

やっぱりこの映画は単なるホラーではない、と僕も思います。
監督が提示しているテーマはそうとう深く、そして広いのではないでしょうか。観終わったあとも、非常に哀しくて切ない余韻がずっと残りました。
そしてそれはなぜなのか、ということをずっと考えたりもしました。

あまりにも痛みが酷いので、それを記憶の奥底にずっと閉じ込めておかなければならないほどの心の傷が、何かの拍子に露になったときの恐ろしさ、そういう意味での怖さは物凄く強く感じました。
そういうときに、人は何に救いを求めるのか。教会やカウンセリングがその象徴のひとつとして描かれていましたが、それも無力でしかなかったとしたら。。。
やっぱりこの映画のテーマは家族なのかなぁとも思います。基本となる家族の絆が揺らいでいることへの警鐘?う~ん、むずかしいですね。って、考えながら書くなって話なんですが(笑)。
だからずっと感想が書けなかったんですよね~^^;

ラストで、ヨンとジョンウォンがまるで家族であるかのような描写で終わるところに、僕は少し救われたような気持ちになったんです。
と同時に、これもまた儚いものでしかないという絶望みたいなものも感じて、なんともいえず哀しく切ない気持ちになってしまったのでした。

最後にジヒョンファンとしての感想も。
『猟奇的な彼女』の成功に甘んじることなく、こういうむずかしい役に取り組んだ彼女の女優としての姿勢に強く心を打たれました。
この役を立派にやり遂げることが出来たからこそ、『僕の彼女を紹介します』のような作品を楽しく演じられるしなやかさを身につけることが出来たのかなぁ、なんて思います。

それにしてもこの映画でのジヒョンは本当に美しかったです。
個人的には、この映画での彼女が一番美しいと思います。
ほとんどノーメイクらしいんですけど、見た目だけではなくて、その佇まいに美しさを感じてしまうんです。色気すら感じましたね。とっても色っぽかった。下世話ですけど^^;

じつは本当に楽しみなのは、次にジヒョンがどういう作品を選ぶのか、ということです。
女優チョン・ジヒョンとしての快進撃は、まだまだこれからなのです。

4人の食卓

# by tai_yo | 2004-09-01 21:26 |
2004年 09月 01日
『春の日のクマは好きですか?』

念願のシネマコリア初参加、大阪の第七藝術劇場で観てきました。
この作品は韓国盤DVDですでに鑑賞済みだったのですが、今回初めて日本語字幕付きのスクリーンで観て、なんて素敵な映画なんだろうと、あらためて感動してしまいました。
やっぱり映画はスクリーンで観てこそ映画!なんですね~当たり前ですけど。

これはロマンティック・コメディーの傑作です!

バックに流れる音楽も含めて、なんとなくフランス映画のようなテイストさえ感じさせます。
画集、図書館、愛の詩、遊園地などなど、モチーフとなるものがどことなくオシャレです。

『バグダッド・カフェ』や『春の日は過ぎゆく』を観た人にだけ楽しめるシーンがありますが、
ヒョンチェが、「うわっ、新車に傷つけてるわよ~ひどいわねぇ」と言うシーンで第七芸術劇場館内は大爆笑。これには僕もちょっぴり感動。さすが皆さん、韓国映画ネタには敏感ですなぁ、なんて(笑)。

それにしてもこの映画、ドゥナちゃんのキュートなコメディエンヌとしての魅力が全編にわたって炸裂!!
とにかくいろんな表情や仕草を見せてくれます。もう可笑しくて可笑しくて、何度クスクスと笑わされたかわかりません。ホント、見ていて飽きません。
ブラジャーを頭からかぶる女優なんて、まぁいません(笑)。

たとえば、ストローでズルズルと音を立てて飲んだり、スルメを力いっぱい噛みちぎったり、ラーメンを口元でブラブラさせながら食べたり、やってることは下品なんだけど、そういう仕草のひとつひとつが、いちいち可愛いのです。
ドゥナちゃん演じるヒョンチェの愛らしさは、アメリなんて足元にも及びません(言い切っちゃったよ。。。)

考え事をしながら、人差し指で唇を上下にプルプルさせてみたり(分かりにくっ!でも観た方なら分かっていただけますよね?)、図書館の職員さんとの動物園デートのシーンで、「こっちにアリクイがいますよ~!いまアリを食べ始めました、はやくはやく!」とせかされたときの彼女の動き!!身体をクネクネさせながら、彼に引っ張られていくところなんて最高に可笑しかったです。イヤイヤな気持ちが見事に表現されているんですよねぇ。カメラは二人を俯瞰で撮っているので、姿が小さいだけにそれが余計に可笑しさを醸し出していました。
こういうディテールにこだわった演技って、おそらくドゥナちゃんの計算では?
じゃなかったら天才!いや、どちらにしても彼女は天才です。

帰宅しても感動と興奮が冷めやらず、久々にDVDを引っ張り出して明け方まで見入ってしまいました。僕が持っているのは、OSTを含む三枚組みの限定版なんですが、もしこれから購入を考えている方がいらっしゃるなら、この限定版をオススメします。この映画は音楽もとっても素晴らしいのです。限定版ですが、6月にソウルに行ったときにCDショップで見かけましたし、通販でも、いくつかのショップにはまだ在庫があるようです。

この映画をご覧になった方なら、きっと特典映像も楽しいんだろうなぁと思われるのではないでしょうか。実際、特典映像は最高に楽しく見所も満載。ボリュームもたっぷりテンコ盛りです。個人的にはNGを出したときのドゥナちゃんの「キャハハ」っていうような笑いが最高に好きです^^;
あとコメンタリーもあるんですよねぇ。これが理解出来ないのがどうにももどかしいし、悔しいのです。こういうときに、韓国語を身につけなきゃ!って思うのですが。。。(笑)
監督と、出演者、計5人による賑やかなコメンタリー。収録後の様子も映像として収録されています。

隠しメニューもあって楽しませてくれるんですが、キム・ナムジン氏演じるドンハが別れ際に彼女の身体を気遣って、ビタミンやらマッサージ器具なんかをバッグから取り出しては渡すシーンのNGがあって、これには本編じゃないのに泣かされてしまいました。
本編では、(本心はともかく)淡々とヒョンチェに物を渡すドンハですが、このNGとなった映像では「Action!」の声がかかる前から、ナムジン氏が泣いているのです。それも号泣。セリフも満足に言えません。それでも続けます。カメラも回っています。
横を向いて、つれない素振りでドンハの話を聞くヒョンチェですが、そのヒョンチェ役のドゥナちゃんが、とうとうナムジン氏の涙にもらい泣きしてしまいます。
これはNG。続行不可能。
周囲のスタッフもシーンと静まり返っていて、みんなナムジン氏の感情が伝染したようです。
NGながら、観ていて思わず僕ももらい泣きしてしまいました。。。
ドンハの心情が痛いほど分かるだけに。だからドゥナちゃんも泣いちゃったんでしょうね。

「チュソンハムニダ」 泣きながらもスタッフに謝るキム・ナムジン氏が最高に素敵でした。



それからこの映画のヨン・イ監督。CFや映画の予告編を数多く手がけて注目されたそうですが、彼のそういった作品も収録されていて見ごたえがあります。
チャ・テヒョン氏のMVも手がけていて、『星を愛した幼い王子の夢』と『Again to me』の二曲も収録されています。
韓国盤DVDが観られる環境が整っている方は、ぜひ♪



『春の日のクマは好きですか?』の日本公開を強く強く望みます!
この映画を日本に輸入しないで、何が韓流だっ!
そんな韓流、(以下自粛)!!!!

春の日のクマは好きですか?

# by tai_yo | 2004-09-01 03:47 | ドゥナちゃん
2004年 08月 26日
韓国海苔とキムチの美味しい食べ方って?


我が家の食卓には欠かせないアイテムですが、みなさんはいかがですか?
普通に食べるだけでは飽き足らず、何か工夫したりしてますか?

最近、僕がハマっているのは韓国海苔トースト。
トーストにスライスチーズを乗せて、その上に韓国海苔を敷いたものを半分に折りたたんで


"パクッ!"


貧相な食生活がバレバレですが。。。^^;
これが結構イケルのです

キムチは、細かく刻んで納豆と和えたりします。
納豆キムチですね。
これもまた絶品でございます。

あとお好み焼きにも、キムチは必ず入れます。
これを入れないと、食べた気がしません。
っていうか、キムチがなければ作りません(笑)。

同じくホームプレートで作るもので、焼きうどん。
これにもキムチをたっぷり入れて焼きます。
味付けは、もちろんソースではなく、醤油。

うわっ、やっぱり貧相な食生活を露呈してしまってますね ><;
あんまりええもん食べてへんなぁ、という声が聞こえてきそうですが。。。

ぜひぜひ、みなさんのオススメの食べ方を教えてくださいませ♪


画像と本文とは、まったく関係がございません(笑)




韓国海苔とキムチの美味しさ

# by tai_yo | 2004-08-26 02:44 | 雑記
2004年 08月 16日
『僕の彼女を知らないとスパイ』

3月に購入したまま、ずっと観ていなかったDVD(韓国盤)をやっと観ました。

そもそもこの映画に興味を持ったのは、ケンさんからいただいた沢山の韓国映画のチラシがきっかけでした。
その中にこの映画のチラシやポストカードがあって、なぜかとても魅かれたのです。


大きく書かれた“SPY GIRL”という文字、銃を持ちながら、やや下目遣いでクールにこちらを見つめるキム・ジョンファ。
「これはハード・ボイルドな作品か?」と思いきや、ジョンファとは対照的にコミカルな表情や仕草でおどけるコン・ユの写真がちらほら。。。

「ん?女スパイが主人公のコメディー?これは何やら荒唐無稽な匂いがするぞ。こういうの結構好きかも
そんな自分の直感を信じて、DVDを購入することに決めたのでありました。



キム・ジョンファが演じるのは、北朝鮮のスパイ、イム・ケスン。
彼女は多額の工作金を持って逃亡した男を捕まえるために韓国に渡ります。(この時のシーンがくだらなくて最高^^)
彼女は、普通の庶民を装いながら暮らしているスパイ夫婦の家で、彼らの家出してしまった娘の名前“ヒョジン”を名乗って暮らし始めます。
このスパイ夫婦がまたいい味出していて笑えるのです。全然スパイとしての自覚がないというか、のん気な人たちなのです。
(後日、家出していた娘が帰ってきてしまったから、さぁ大変:笑)


彼女はファーストフード店の店員として働き始めますが、その美貌に魅かれた沢山の男たちが毎日押しかけて、店はパニック状態。
このあたりの描写が、もうとにかくくだらなくて笑えるのです。B級コメディーの匂いがプンプンします(笑)。こういうのが好きな僕にはたまらないシーンでした。

このファーストフード店の目の前にある予備校に通う浪人生コボンに扮するのがコン・ユ。
彼もご多分に漏れず、彼女の美貌に一目惚れしてしまいます。



コボンの予備校仲間が立ち上げた美人ばかりを集めたサイトに、コボンが隠し撮りをしたヒョジンの写真が掲載されてしまいます。
彼女はたちまち人気第一位の座に。それを知ったヒョジンは愕然。しかもそのサイトの名前が【彼女を知らなければスパイ】というややこしいもの(笑)。

ヒョジンは自分の写真をサイトから削除させるべく、コボンに近づきますが。。。


とにかく荒唐無稽でナンセンスなB級ラブコメディーであろうという僕の直感は当たっていました。いちおうこれでも南北問題を扱っている作品には違いないわけで、それでもこういうおバカでキュートな作品を作ってしまう韓国映画のしたたかさに脱帽。痛快でさえありました。
「んなアホな。」「ありえへん。」
そんなツッコミどころ満載ですが、そんなツッコミをしていてはこういう映画は楽しめません。
肩の力を抜いて気楽に楽しめる映画にまたひとつ出会えたなぁと、僕はとても満足出来ました。


さて、おバカでナンセンスでありながら、キュン♪とする切なさもあるというのが僕の気に入っているところでもあるのですが(おバカに徹して欲しい方には不満かも)、観ていてかなり『猟奇的な彼女』に影響を受けているというか、意識して作られている印象を受ける部分がいくつかありました。

具体的にどういうシーンか、というのは観てのお楽しみということもあるのであえて触れませんが、『猟奇』ファンをニヤリとさせる配役があったことには触れておかねばなりません。
『猟奇的な彼女』で、重要な役を演じていた俳優が二人、少しだけ出演されています。
もしご覧になる機会があれば、ぜひそのあたりにも注目していただきたいです。
日本での公開、もしくはDVD化を強く望みます。


ハァ~、それにしてもキム・ジョンファの美しさ、可愛さといったら。。。
完全にノック・アウトされてしまいました。。。

殿方、要チェックですぜ !




僕の彼女を知らないとスパイ

# by tai_yo | 2004-08-16 05:54 | 映画
2004年 08月 09日
HYOLEE


イ・ヒョリの写真集が届いた。

前半がハワイで撮影されたもの、後半がイタリアで撮影されたもの、という二部構成になっている。

韓国ではタレントが写真集を出版するというのは日本ほど一般的ではないので、普段タレントの写真集なんて買わないのに、ついつい買ってしまう。

そういえばコ・ソヨンの『SANTORINI』という写真集が出たときも衝動買いしてしまった。
チョ・セヒョンという有名な写真家とのコラボで、じつに素晴らしい写真集だった。
コ・ソヨンには悪いけど、「これがジヒョンだったら。。。」と、写真集に写る彼女にジヒョンの姿を幾度となく重ねてしまったことも。

チョ・セヒョン氏のような写真家が撮るからこそ実現したのであって、こういう写真集が出版されることは異例中の異例なのだろうか。
そんなふうに考えていただけに、大好きなイ・ヒョリが写真集を出すというニュースには胸が躍った。

『SANTORINI』のような芸術性はないけれど、ヒョリたんの魅力的な姿をたっぷり見ることが出来て大満足。
ハワイやイタリアで撮影されているにもかかわらず、ほとんど彼女しか写っていないのが凄い。
海外ロケの意味がないやん、などという突っ込みは野暮というもの。
まさに『SANTORINI』とは対極にあるような写真集。主役は写真家ではなくて、モデルであるヒョリたん。堪能させていただきました。


なるほど。
そもそもタイトルからして、ズバリ『HYOLEE』なんだもんね。

イ・ヒョリの魅力を探る

# by tai_yo | 2004-08-09 22:52 | 雑記
2004年 07月 15日
Brown Eyesの音楽は美しい
MTV最高のPVにブラウンアイズの『もう1年』(朝鮮日報)

MTV KOREA開局3周年を機に実施した「BEST 100 韓国のPV」で見事第一位を獲得!!

Brown Eyes 1集 - Already a year... (韓国盤)

# by tai_yo | 2004-07-15 21:36 | 音楽
2004年 05月 31日
椎名林檎から東京事変へ
椎名林檎、“東京事変”のバンドヴォーカリストとして活動開始!

ずっと彼女を追い続けてきたファンなら、とくに驚くニュースでもないのではないだろうか。

椎名林檎という人は、自身の作品に対して、また我々ファンに対して、とても誠実であり続けようとするアーティストだ。
出産にともなう活動休止以前の彼女は痛々しいほど、椎名林檎のパブリック・イメージに悩まされていた。
そのあまりに肥大化したイメージと、そのイメージを彼女に求め続ける大衆とのハザマで、彼女は“歌手・椎名林檎”を客観的に、しかも冷ややかに見つめるようになっていく。その結果、彼女は大衆が望む“椎名林檎像”に気づいてしまう。
並みのアーティストなら、それを拡大再生産して延命を図るところだろう。しかし彼女にとってそれは「死」を意味していた。それなら自ら椎名林檎を葬ってしまおうと考え、アルバムを3枚出して椎名林檎を「やめる」と宣言した。

この宣言は、当時かなりの衝撃をもってファンに受け止められた。僕もじつは半信半疑だった。というか信じたくないという気持ちが大きかったと思う。と同時に、自ら偽りの“椎名林檎像”を演じてまでファンを裏切りたくないという彼女の想いに感動したのも事実だった。なかなかこういう自覚的なアーティストはいない。

「本当にやめてしまうのだろうか」
やきもきしていたところへ突然、“妊娠、活動休止”のニュース。
当時は本当にビックリしたが、今振り返ってみると、彼女を取り巻く環境や、また彼女自身にとっても良いクールダウンになったことは間違いないと思う。
母親になり、以前のような“椎名林檎像”を求める世間の期待からも解き放たれた彼女は自由奔放に伸び伸びと新しい“椎名林檎の音楽”を生み出した。
彼女にとって3枚目のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』は、間違いなく彼女の最高傑作であり、歴史に残る名盤だと思う。

いろいろあって、あの時の「宣言」を忘れていた(忘れようとしていた)けれど、今回のニュースでついに実行されたことを知らされた。椎名林檎は忘れていなかったのだ。
昨年の11月にリリースされた『りんごのうた』の歌詞とビデオ・クリップで分かっていたはずなのに、やはりどこかで信じたくない気持ちがあったんだなぁと気づかされた。

東京事変。本当に素晴らしいバンドだ。
昨年のツアー“雙六エクスタシー”の京都公演での演奏には、心底感動した。
またあのバンドの演奏が聴けるのなら大歓迎だ。

椎名林檎は、一人で演ろうがバンドで演ろうが、あるいは名前を変えようが、そんなことで音楽性が揺らぐようなアーティストではないはず。
彼女はどこに身を置こうとも、必ず彼女にしか出来ない音楽を我々に届けてくれるはず。

僕はそう信じて、これからも彼女を一ファンとして見守り続けようと思う。

椎名林檎から東京事変へ

# by tai_yo | 2004-05-31 21:23 | 音楽
2004年 05月 28日
ポール・マッカートニーがまたツアーに出た!!
6月18日に62歳になるポール。元気やなぁ^^

5月25日、スペインのヒホンでツアーの初日を迎えたそうです。
バンド・メンバーは前回と同じメンツです。このバンド、すんごくいい音を出すので個人的にとても嬉しいです。
ポールの公式サイトが発表した初日のセット・リストはこんな感じです。

Jet
Got To Get You Into My Life
Flaming Pie
All My Loving
Let Me Roll It
You Won't See Me
She's A Woman
Maybe I'm Amazed
The Long And Winding Road
In Spite Of All The Danger
Blackbird
We Can Work It Out
Here Today
All Things Must Pass
I’ll Follow The Sun
For No One
Calico Skies
I've Just Seen A Face
Eleanor Rigby
Drive My Car
Penny Lane
Get Back
Band On the Run
Back in the USSR
Live and Let Die
I've Got a Feeling
Lady Madonna
Hey Jude

アンコール1
Yesterday
Let it Be
I Saw Her Standing There

アンコール2
Helter Skelter
Sgt. Pepper/The End

前回のツアー同様、怒涛のビートルズ・ナンバー攻めですね。
個人的には、もっとウィングスやソロのナンバーをやってもらいたいところですが。
そこはやっぱりサービス精神旺盛なポール。自分が観客なら何を演奏してもらいたいか、というのを念頭に入れて選曲しているだけのことはあります。
なんだかんだ言っても、これだけ次々と名曲をやられてしまってはファンは溶けてしまいます(笑)。

“You won't see me”とか“Helter Skelter”なんてライヴでやられたら腰砕けになりそう。めちゃくちゃ聴いてみたいなぁ。


一昨年の来日公演、大阪ドームで初めて生ポールを体験しました。あの感動と興奮はいまだに忘れられません。またきっと来てくれるでしょう。そう信じて楽しみに待ちます。

現在、新しいアルバムも制作中。還暦を過ぎてもまだまだ元気なポールにこれからも期待して応援します!


☆ツアー初日の模様を映像で☆
↓をクリックしてください。“Flaming Pie”“All my loving”の2曲。再生にはReal One Playerが必要です。

ツアー初日映像

ポール・マッカートニーの魅力とは

# by tai_yo | 2004-05-28 02:14 | 音楽
2004年 05月 26日
つじあやの&奥田民生
じつにいい組み合わせだなぁと思う。

つじあやのの最新アルバム『COVER GIRL』。
その中で二人は、サザンオールスターズの「シャ・ラ・ラ」をデュエットしている。
これがとても素晴らしい。

ちょっと意外な組み合わせのようにも思える二人。
でもよく考えてみると、共通する部分があるような気がする。
二人とも表現者としてのスタンスが似ているのではないだろうか。
肩に力が入ってなくて、とても自然な感じ。その絶妙な脱力加減(笑)。
言葉で上手く表現出来ないけれど、この二人の歌う佇まいが好きだ。
そういえばキリンジの堀込泰行にも同じ匂いを感じる。

つじあやのの『COVER GIRL』は、彼女がいろんな歌をカバーしている二枚組みのカバーアルバム。
スタジオ・レコーディングした“tokyo side”と、地元京都でウクレレの弾き語りをライヴ・レコーディングした“kyoto side”の二枚。この“kyoto side”がまたユニーク。彼女の地元というだけあって、自分にとっての思い出深い、ゆかりの場所でレコーディングされているのだけれど、聴いているほうは言われなければ分からない(笑)。いや、言われても分からないけど。
鴨川の土手、出身高校の体育館、ご両親が経営されているという家具屋さん、などなど。
こればかりは、つじ本人のこだわりであって、聴き手には直接関係ないことかもしれない。ただそれを加味して聴くことによって、聴き手も彼女の想いを共有出来るという面白さがある。とても彼女らしいユニークなアイディアだ。

“kyoto side”は、音の感触がまるでデモテープのようだ。でもそれがとても心地良い。行きかう人々や車の音、鳥のさえずり、鴨川のせせらぎまで聞こえてきそうな気がするくらい、彼女の歌う情景が目に浮かんでくる。
彼女の作品に「心は君のもとへ」という曲があったが、そのマキシのカップリングとして収められていた“誕生編”を思い出した。僕はこれが大好きで、完成バージョンより、よく聴いたものだ。ジョン・レノンの『アンソロジー』とか、ボブ・ディランの「forever young」のデモなんかが大好きな自分の嗜好にピタリとハマったからかもしれない。なんの装飾もされていない歌の原石は、その歌が持つ本当のパワーを感じさせてくれる。

本当にバラエティーに富んだカバー・アルバムだ。椎名林檎の『唄ひ手冥利』というカバー・アルバムの名盤があったけど、これもそれに匹敵するくらい素晴らしいアルバムだと思う。
個人的には、スガシカオの「黄金の月」、シュガーベイブの「パレード」、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」、なんかがとくに秀逸だった。


このアルバムの全曲の試聴が出来ます。つじあやののオフィシャル・ホームページに設けられたスペシャルページでどうぞ。また、期間限定(~5/31)で奥田民生とのデュエット「シャ・ラ・ラ」のビデオ・クリップもフル・バージョンで公開されています。

「シャ・ラ・ラ」ビデオ・クリップ
COVER GIRL

つじあやのオフィシャル・ホームページ“うららかさん”

# by tai_yo | 2004-05-26 02:55 | 音楽
2004年 05月 16日
世界の中心で、愛をさけぶ
 金曜のレイトショーに行ってきた。

 観ているあいだ、観終わったとき、そしていま。時間が経つにつれて、この映画に対する想いが少しずつ自分の中で変化しているのに気づく。なぜなんだろう。不思議な映画だ。

 それはもしかしたら、この映画は自分にとって「あ~、面白かった。」「良かったぁ、泣けた。」といった感じで観たことによって完結する作品ではなかったからかな、という気がしている。
 なんだか、亜紀や朔太郎に「私たちにとっての愛はこんな感じ。あなたは?」と、バトンを手渡されたような気持ちなのだ。

 観ているあいだじゅう、ずっと自分自身のことを顧みていた。それは亜紀と朔太郎に自分の十代の頃を重ねて観ていたというだけではなくて、山崎努演じる重爺こと重蔵の話す言葉のひとつひとつが、僕にはとても重たく、ずしりと胸に響いて、いろいろと考えさせられてしまった。

 泣かなかったのはそのせいかな。案外、冷めて観ていたシーンも多かったことは確かだ。でも、つまらないとは思わなかった。ここがこの映画の不思議なところだ。

 重爺が映画の最後に朔太郎にかけた言葉。あの言葉にどれほど救われた気持ちになったことだろう。忘れられない言葉だ。

 ジワジワジワジワと、今になって胸にこみ上げてくるものがある。しかもだんだんと強く。そしていろんなことを思い出したり、考えたりしている。もう一度観てみたい、とさえ思う。


 それにしても何て素晴らしいタイトルなんだろう。一度耳にしたら忘れられないほど強いインパクトのあるタイトルだ。

 大沢たかおと森山未來をキャスティングしたセンスには脱帽。似てる!
 長澤まさみは素敵な女優さんだった。特殊メイクに頼らず、あえて本当に頭を丸めてしまう潔さ。カッコいい。
 好きな女優の一人で、大いに関心を持って注目していた柴咲コウは、この映画ではじゅうぶんに魅力が活かされていなかった。それが少し残念だった。


 そういえば僕は原作を読んでいなかった。上映中、横でずっと泣いていて、終了後、「メガネが涙で曇ってスクリーンがよく見えなかった」と鼻をすすりながらブツブツこぼしていた彼女に借りて読んでみよう。

 また亜紀と朔太郎に会えるのが楽しみだ。


世界の中心で、愛をさけぶ

# by tai_yo | 2004-05-16 04:38 | 映画
2004年 05月 09日
ミトン
 ずっとずっと気になっていた映画『ミトン』が、やっと地元京都にやって来たので観に行ってきました。

 この作品は、日本でも人気の高い『チェブラーシカ』の監督&スタッフが手がけた人形アニメーションです。
 映画は10分の短編で、『ミトン』のほか『レター』『ママ』の3作品、上映時間は合わせて30分。あっというまの30分でしたが、本当に心地良く幸せなひとときでした。

 映画は3作品を代表して『ミトン』がタイトルを飾っていますが、あとの2作品より優れているとかそういうことではなく、どの作品も一度観たら忘れられないほど愛おしさにあふれています。
 どの作品も、ストーリーはいたってシンプル。共通するのは、お母さんと子どもが交わす深い愛情です。また、子どもが持つ豊かな想像力が物語を彩り、それが自分の幼かった頃を思い出させてもくれました。甘酸っぱいような、切ないような、なんともいえない気持ちがこみあげてきました。

 登場する子どもたちの愛らしさには胸がしめつけられるほどです。しぐさのひとつひとつが本当に可愛らしく、生き生きとしているのです。僕はふと、いわさきちひろの絵を思い出したりしました。
 もちろん、魅力的なのは子どもだけではありません。『ミトン』の子犬の可愛さに抗うことが出来る人なんてきっといないでしょうし、3作品に登場するお母さんは皆、スタイルが良くてオシャレです。それ以外にも、登場する人物すべてが個性的で楽しい人たちばかり。観ているとついつい、頬が緩んでしまいます。

 この人形アニメにはセリフがありません。ちょっぴりコミカルだけど、とても暖かい音楽が心地良く物語を運んでいきます。
 これらの作品が、’67年~’72年のあいだに作られたというのには驚きました。この完成度の高さはどうでしょう!!時代を超えた傑作というのは、こういう作品にこそ与えられるべき言葉なのかもしれません。

 たった30分で、幸せな暖かい気持ちになれる『ミトン』。みなさんもぜひ、ご覧になってみてください。


ミトン

# by tai_yo | 2004-05-09 04:17 | 映画


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